サポーターズは、自主的に開発した制作物を保有するエンジニア学生(以降、トップエンジニア学生)を対象に実施したアンケート調査の結果を12月15日に公開した。
本調査は、10月末にサポーターズユーザーを対象としたWebアンケートで行われ、以下の3条件をすべて満たす学生402名から有効回答を得ている。
- 2023-2024年卒大学院生/大学生/高専生/専門学校生であること。
- エンジニア職で就職を志望し、実際にプログラミング経験があること。
- 授業やスクール以外で自主的な制作物の経験があること。
「普段もっとも使っているor好きなプログラミング言語」を聞いたところ、「Python」が40.8%でトップとなった。「「Python」は、機械学習やデータ分析に便利なツールが充実している。トップエンジニア学生の使用するプログラミング言語は、最新の技術トレンドを踏まえた傾向が強いことがうかがえる。
「これから挑戦してみたいプログラミング言語」は、1位に「Go」(43.8%)、次いで「Rust」(31.8%)「java」(18.7%)がランクインした。Googleが開発したプログラミング言語「Go」は、多くのwebサービスの開発やサーバー構築などに用いられている。また、近年アメリカの大手IT企業での採用が増えてきている「Rust」の人気も高いことから、就職活動を見据えた言語学習の傾向もうかがえる。
「エンジニアとしてのスキルアップのために最も力を入れていること」を聞いたところ、1位は「趣味でのものづくり」で28.4%、2位が「研究・授業」や「企業での開発インターン」で19.9%となった。
また、「エンジニアとしてのスキルアップのために実際に行っていること」としては75.1%が「趣味でのものづくり」、61.7%が「研究・授業」、43.5%が「企業でのインターン」と続いた。
「就職活動において起業理解のために参加したいコンテンツ」を調査したところ、「長期就業型インターン」や「1,2weekプログラム型インターン」に「ぜひ参加したい」と回答した学生は約50%ということが分かった。一方、「1,2dayインターン」は約26%にとどまることから、ある程度の期間における、企業での実務体験を希望していることがうかがえる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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