女性のためのコーディングブートキャンプ「Ms.Engineer」を運営するMs.Engineerは、ChatGPTをはじめとする大規模言語モデル(LLM)関連技術を身につけた女性エンジニアの育成をするため、LLM学習プログラムを導入開始したことを4月10日に発表した。
Ms.Engineerでは、LLMの構造や体系を理解し、それらを活用したプログラムやサービスを生み出せるエンジニアを育成するため、既存カリキュラムへの導入に加え、LLM学習に特化したプログラムの開発を推進している。
概要は以下の通り。
- ブートキャンプコースへのLLM学習カリキュラムの導入:座学にて、LLMの歴史的背景や自然言語処理のタスクなどを学んだのち、世の中で広範に利用されているツールを通して、簡易的に技術に触れるところからスタートし、ブートキャンプ修了時には、LLMのコーディング支援機能の活用、ファインチューニングやプロンプトの加工による、特定のタスクへの対応やシステムへの組み込みなどが行えるスキルの習得を目標とする。
- LLM専門プログラムの開発・提供:Ms.Engineer受講生以外にも、LLMを学びたい方に向けた専門プログラムの提供を6月中旬に予定している。
- プログラム運営へのLLMの積極活用:カリキュラムへの導入だけでなく、雇用形態問わず業務にChatGPTなどを活用できる人事制度等も策定中。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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