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Developers Summit 2023 Summer セッションレポート(AD)

RPAのリーディングカンパニーUiPathのテスト自動化ツール「UiPath Test Suite」とは? 生成AIも組み合わせた実践方法

【A-8】UiPathのローコードIDEで自動化するUIテスト~テストデータ生成など、AIとも統合された自動テストの未来~

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 UiPathといえばRPA(Robotic Process Automation)の代表的な企業の1つ。もともとは2005年に設立され、業務自動化のためのツールを地道に開発してきた。2020年からはAIと連携するプロダクトも登場するなど、時代の変化に合わせてさまざまな分野の自動化を進めている。今回の発表ではテスト自動化に焦点を当て、ソフトウェア開発環境の「UiPath Studio」や、生成AIを活用したテスト自動化の実践などについて解説した。

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UiPathのRPAをテストでも活用! 「UiPath Test Suite」

 UiPathはRPAを軸として次々と製品ラインナップを拡張しており、今回はその中からテスト自動化にフォーカスを当てる。UiPathにおけるテスト関連ソリューションの総称は「UiPath Test Suite(以下、Test Suite)」だ。

 UiPathのテスト関連機能の特徴について、同社の八波博和氏は「業務自動化で培った技術(開発のしやすさや、対象をつかむ技術も含む)を自動テストの領域にフル活用しています」と説明する。なおUiPathはガートナー社の2023年RPA部門のMagic Quadrantレポートにおいて、5年連続でリーダーの1社に位置づけられている。 

UiPath株式会社 ソリューション本部 八波博和氏
UiPath株式会社 ソリューション本部 八波博和氏

 テスト自動化の領域にソフトウェアロボットを展開する場合、対象はユーザーインターフェースやAPIとなる。フロントエンドだとTest Suiteは、実際に対象となるアプリケーションの何らかのオブジェクトに対して、Web・デスクトップ・モバイルアプリケーション操作、 ファイル操作、Excel操作、メール操作などを行う。バックエンドだと、API処理の結果判定、DB更新の結果判定、サーバーの応答確認などの操作や検証を行うことができる。

 または検証の合否判定やエビデンス記録も行う。複数の環境における同時実行も可能だ。テストでは、多岐にわたるデバイス(モバイル含む)やブラウザで同じテストを実施しなくてはならないのが手間がかかるところだが、UiPathには自動化などテスト作業の効率化を実現する機能がそろっている。

 今回デモと解説を担当する津田義史氏はMicrosoftでテストエンジニアを経験するなど、外資系ソフトウェアベンダーの経験が豊富な人物だ。

UiPath株式会社 プロフェッショナルサービス本部 津田義史氏
UiPath株式会社 プロフェッショナルサービス本部 津田義史氏

 まずはUiPathの基本的な使い方から。テストエンジニアはUiPathの開発環境となるUiPath Studio(以下、Studio)で、ワークフロー上にアクティビティと呼ばれる部品を貼り付けて自動化を作成していく。変数は変数パネルで作成し、代入アクティビティで値を代入するなどしてデータを操作していく。変数や条件式はC#またはVisual Basicが使える。StudioではGUIで作成するものの、内部的にはXML形式のテキストファイルなのでGitと統合する事が可能で、ワークフローのバージョン管理も簡単に行える。

 なおStudioはMicrosoftのWindows Workflow Foundation(WWF)と呼ばれる開発基盤でできているため、見た目はMicrosoftのVisual Studioとよく似ている。特にワークフローを作成する部分は、ツールボックスからアクティビティを選んで配置するなど全く同じと言ってもいい。なぜここまで似ているかというと、かつてMicrosoftに在籍していたダニエル・ディネス氏がWWFからUiPath Studioを作成し、UiPathを創業したという経緯があるためだ。

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UiPath Studioで自動化を作成してみよう

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この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

フリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Onlineの取材・記事や、EnterpriseZine/Security Onlineキュレーターも担当しています。Webサイト:http://emiekayama.net

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丸毛 透(マルモ トオル)

インタビュー(人物)、ポートレート、商品撮影、料理写真をWeb雑誌中心に活動。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:UiPath株式会社

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