paizaは、同社の運営するITエンジニア職専門の就職情報サービス「paiza新卒」の登録者で、ITエンジニアを志望する学生を対象に実施したアンケート調査の結果をまとめた「就職人気企業ランキング」を、5月20日に発表した。同調査は、2月28日〜4月19日の期間に行われ、539名から有効回答を得ている。
調査対象者に、ITエンジニアとして就職を希望する企業を尋ねたところ、ITエンジニア志望学生にとって身近なサービスを運営する企業が多くランクインした。従来から人気の高い国内大手家電メーカーや総合ITソリューションの提供企業をはじめ、GoogleやLINE、AWSといった多くのユーザーを抱える有名デジタルプラットフォームやクラウドサービスの運営企業、任天堂、セガ、カプコンといったゲームメーカーが名を連ねている。
ITエンジニアとして就職先を選ぶ際に重視するポイントを尋ねた質問(複数回答)では、「給与がよい」「福利厚生が充実している」といった待遇面が上位を占めた。ITエンジニアを志望する学生特有の項目としては、「自分が望む職種に就ける」「研修制度が充実している」「開発環境・業務環境が整っている」などが上位となっている。中でも、近年は「自分が望む職種に就ける」の重要度が高まる傾向にある。
ITエンジニアとして就職先を選ぶ際に重視するポイントを、国内企業、外資系企業別で比較すると、国内企業では「給与がよい」「福利厚生が充実している」「社風が自分に合う」が、外資系企業では「給与がよい」「自分が望む職種に就ける」「社会的な貢献度が高い」が上位となっている。
paizaが提供しているプログラミングスキル評価システム「paizaスキルチェック」において、ランクSおよびランクAを獲得している学生による、ITエンジニアとして就職先を選ぶ際に重視するポイントをみると、学生全体よりも重視することは「技術力に定評がある」「成果を出せば評価される仕組みがある」、学生全体よりも重視しないことは「休暇をとりやすい」「研修制度が充実している」だった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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