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エンジニアの「新人時代の失敗」もっとも多かったものは? バルテスがアンケートを実施

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 バルテス・ホールディングスは、同社の運営するポータルサイト「Qbook」において、IT関連の仕事に携わっている人を対象に実施した、「新人時代の失敗談」に関するアンケートの結果を6月20日に発表した。同調査は、4月30日〜5月17日の期間に行われ、32件の有効回答を得ている。

 調査対象者に、新人時代の失敗エピソードを尋ねたところ、誤認識によるミスやうっかりミスがもっとも多かった。具体的には、「プロダクション環境にバグのあるコードを配布してしまった。サイトの中断をもたらし、会社にコストを発生させた」「会社で運用していたオンプレサーバのメンテを任された際に、*rm -rf /コマンドですべて消しかけた」といった回答が寄せられている。

 ほかにも、入ったばかりの環境でコミュニケーションがうまく取れなかったり、確認せずに行ってしまったりしたことが失敗につながった例(「仕様についてわからないことを曖昧にしたままテスト実行してしまい手戻りが発生。さっさと有識者に確認すればよかったです」など)や、できると思っていたが技術力が足りていなかった、知識がなかったことで失敗につながったといった回答(「先輩の言う通り『なんでもできます』と答えていたら、サーバの設計・構築案件に参画した際に内容がまったくわからず、3日で『来なくていい』と言われた」など)、慣れない労働環境で自己管理がうまくいかなかったことによる失敗(「部門内で管理していたサーバ故障時に、バックアップからデータを戻すのに時間がかかりすぎて、徹夜してしまった」など)といった失敗エピソードが寄せられた。

 新人時代にほしかったスキルを尋ねた質問では、「行動力・実行力」が最多となっている。

新人時代にほしかったスキル
新人時代にほしかったスキル

 新人の失敗への許容度としては、「一度や二度の失敗はよいが、次に同じことを起こさないための対策は行うべき」(65%)という回答がもっとも多く、失敗には寛容で挑戦を評価する一方で、失敗から学んでほしいというコメントが多くみられた。

新人の失敗への許容度
新人の失敗への許容度
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