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2026年卒のITエンジニア志望学生、新卒で就職した企業に定年まで勤めたいと考えている割合は減少傾向

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 paizaは、同社の運営するITエンジニア職専門の就職情報サービス「paiza新卒」の登録者のうち、2026年度の卒業を予定するITエンジニア志望学生を対象に実施したアンケート調査「就職活動実態調査(26卒版)」の結果を、10月16日に発表した。同調査は、7月8日〜8月2日の期間に行われ、2025年度卒業予定の学生152名、2026年度卒業予定の学生208名から回答を得ている。

 調査結果によれば、インターンシップへの希望参加形式や期待することについて、2025年卒学生は本選考に有利になることや早期選考に招待されることを重視する一方、2026年卒学生は就業型インターンシップへの参加を希望する人が多かった。2025年卒学生と2026年卒学生を比較すると、実務経験を重視する割合で29.5ポイントの差があり、仕事で必要なスキルの把握は13ポイント差、仕事の理解や把握は9.8ポイント差となっている。

 どのような職種を希望するかを尋ねたところ、2026年卒学生は2025年卒学生と比較して、SE・PM職以外のさまざまな専門職を志望する傾向がみられた。また、セキュリティエンジニアの人気が高まりつつある。

 新卒で入社した企業に何年勤続したいかを尋ねた質問では、「まだわからない・考えていない」という回答が2025年卒学生では37.6%だったのに対して、2026年卒学生では41.1%に達しており、2025年卒学生・2026年卒学生ともに「4〜6年」がそれに続いた。「定年まで」という回答は2025年卒学生が7.5%だった一方、2026年卒学生では4.4%に減少している。

 入社後のキャリアステップイメージとしては、同じ会社で担当するタスクや職域がかわるイメージを持つ学生が一定数いる一方で、転職や独立をイメージしている学生も2025年卒学生では4割程度、2026年卒学生では3割程度に達した。

 次のキャリアステップへの移行時期のイメージを尋ねたところ、2025年卒学生・2026年卒学生ともに「4〜6年以内」が多い。

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