CodeZineを運営する翔泳社より、2月19日(水)に書籍『Kubernetesで実践する Platform Engineering』が発売となりました。
本書はKubernetesにおけるプラットフォームエンジニアリングについて、これまで蓄積されてきたベストプラクティスを組み合わせた最適な方法を解説した書籍です。
そもそもプラットフォームエンジニアリングとは近年注目されている手法で、アプリケーションを効率的に構築、テスト、デプロイできるプラットフォームやツールの設計・開発・維持を担います。プロダクトの開発者がプラットフォーム上の問題にとらわれず、開発に集中して生産性を高めるために必要なものとされています。
- CrossplaneによるKubernetesネイティブなプロビジョニング
- DaprとOpenFeatureを活用したアプリケーションアーキテクチャ
- Knative ServingとArgo Rolloutsによるリリース戦略
- CloudEvents、CDEvents、Keptn Lifecycle Toolkitによるプラットフォームの評価
こうした幅広いトピックを詳細に解説しているので、Kubernetesを利用している現場や、プラットフォームの最適化に関心がある方におすすめです。
※本書はMauricio Salatino著『Platform Engineering on Kubernetes』(Manning、2024)の翻訳書です。
目次
第1章 Kubernetes上のプラットフォーム(の台頭)
第2章 クラウドネイティブアプリケーションの課題
第3章 サービスパイプライン:クラウドネイティブアプリケーションの構築
第4章 実行環境パイプライン:クラウドネイティブアプリケーションのデプロイ
第5章 マルチクラウド(アプリケーション)インフラストラクチャー
第6章 Kubernetes上にプラットフォームを構築しよう
第7章 プラットフォーム機能 I:共有アプリケーションの懸念事項
第8章 プラットフォーム機能 II:チームによる実験を可能にする
第9章 プラットフォームの測定
補章 クラウドネイティブ技術とマイクロサービスアーキテクチャーのつながり
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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