マイクロソフトは、Azure AI FoundryおよびAzure Databricksにおいて、「Llama 4」の最新モデルが利用可能になったことを発表した。
Llama 4は、Meta社が開発したマルチモーダル対応の生成AI群。Azure AI FoundryおよびAzure DatabricksでLlama 4がサポートされるようになったことで、よりパーソナライズされたマルチモーダルエクスペリエンスの構築が可能になる。
Llama 4モデルには小規模と大規模の2つのオプションが用意されており、幅広いユースケースと開発者のニーズに対応している。
Llama 4 Scoutは、膨大な情報の要約や分析を必要とするタスクにおいて優れた性能を発揮。長い入力から要約やレポートを生成したり、詳細なユーザー固有のデータを用いて応答をパーソナライズしたり、大規模な知識セット全体にわたって複雑な推論を実行したりできる。
汎用型LLMであるLlama 4 Maverickは、画像とテキストの理解に優れ、12言語をサポートしている。正確な画像理解やクリエイティブライティングが得意なため、高品質な応答が求められる最適化されたチャットシナリオのユースケースに活用できる。
Azure AI Foundryには、これらのLlama 4 ScoutおよびMaverickモデルが、マネージドコンピューティングサービスとして導入される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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