Linux Foundationは、6月23日、AIエージェント間の信頼できる通信のための「Agent2Agent Protocol Project」(A2Aプロジェクト)の設立を発表した。
Agent2Agent(A2A) Protocolは、Googleが開発したオープンプロトコルで、プラットフォームやベンダーの差異を超えてAIエージェントを連携し、相互運用できるエージェント構築を支援する。この開発は共同プロジェクトであり、100社以上の大手テクノロジー企業から支援を受けている。
今回、このA2A ProtocolがLinux Foundationに寄贈され、Linux Foundationがプロジェクトの新たな本拠地となった。
Linux Foundationのガバナンスのもとで、A2Aはベンダー中立を維持し、プロトコルの拡張性やセキュリティ、業界を超えた実践的な使いやすさが引き続き重視される。
Google Cloudのビジネスアプリケーションプラットフォーム担当バイスプレジデント兼GMのRao Surapaneni氏は、「Linux Foundationや主要なテクノロジープロバイダとの連携によって、信頼性の高いオープンガバナンスのフレームワークのもとで、より革新的で価値の高いAI機能を実現する」と述べている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です