Mozillaは10日、次期Firefoxのプレビュー版「Firefox 3 Beta 4」をリリースした。
Mozillaは10日、Firefox 3 Beta 4をリリースした。日本語版も公開されており、MozillaのWebサイトから無償ダウンロードできる(「now available for download」のリンクから)。なお、テストを目的とした提供のため、開発者およびテスター以外の利用は推奨されていない。
今回はユーザインタフェースのまわりで、ダウンロードマネージャの検索サポートの強化、画面のズーム機能の向上、Windows Vista、Windows XP、Mac OS X、Linuxにおけるルックアンドフィールの改善が行われた。
新機能として、学習アルゴリズムを改善し、より利用者のブラウジング習慣に合うようになったロケーションバーや、HTML5のwindows.postMessageとwindows.messageEventのサポート、Webアプリケーションのオフラインデータストレージなどが追加された。
パフォーマンスも改善されており、最適化されたJavaScript 1.8のエンジンは、JavaScriptのベンチマーク「SunSpider」で計測したところ、GMailやZoho Office等のWebアプリケーションの動作がFirefox 2.0に比べ2倍早くなったとしている。また、長いセッションにおけるメモリー使用量の改善も続けられている。
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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