エクセルソフトは24日、マルチスレッド・アプリケーションの開発・並列化を簡素化するC++ランタイム・ライブラリー製品「インテルTBB 2.1」の国内販売を開始した。
エクセルソフトは24日、マルチスレッド・アプリケーションの開発・並列化を簡素化するC++ランタイム・ライブラリー製品「インテル スレッディング・ビルディング・ブロック 2.1」(以下、インテルTBB)の国内販売を開始した。
インテルTBBは、アプリケーションのスレッド化を簡素化するC++テンプレート ライブラリーで、スレッドをプロセッサーコアに割り当てる煩雑な単純作業を削減する。開発者は、利用可能なコア数を自動的に認識し、それに応じてアプリケーションの性能を拡張できる。また、C++のテンプレートとして実装されるため新しい言語を学習する必要がない。
今回リリースされたバージョン2.1では、Visual Studio 2008をサポートしたほか、新しいユースケースの追加、パフォーマンスの強化が行われている。Visual Studio用のコンパイル構成プラグインも用意されており、デバッグやプロダクションといった複数の開発段階用の異なるコンパイル変数を、今までより容易に構成することができる。
価格は42,945円で、1年間の無償アップグレード・サービスおよび技術サポートサービスが含まれている。
【関連リンク】
・Intel Threading Building Blocks:エクセルソフト
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