Amazonは7月23日(現地時間)、Amazon Elastic Container Service(ECS)におけるECS Service Connectにて、「ゾーン対応ルーティング」機能の提供を開始した。
この新機能は、同一アベイラビリティゾーン(AZ)内でのサービス間トラフィックを自動的に優先するものであり、AZ間をまたぐデータ転送時のコストとレイテンシーの削減が可能となる。
ゾーン対応ルーティングでは、リクエスト発信元タスクと同じAZ内のエンドポイントが優先ルートとなる。また、エンドポイントのスケーリング状況に応じてトラフィックの重み付けを動的に調整し、ターゲットサービス全体の負荷バランス維持も実現できる。これにより、従来は高可用性のために複数AZへアプリケーションを分散配置した際に発生していたコストとレジリエンスのトレードオフが解消される。
さらに、ローカルのエンドポイントが異常となった場合やキャパシティ不足時はAZ全体へトラフィックが自動再分散されるため、特定ゾーンへの過負荷を防ぎつつ可用性を保つことができる。
同機能は既存・新規サービスのいずれもデフォルトで有効化されている。既存サービスには再デプロイが必要だが、追加のインフラやアプリ改修は不要。全商用AWSリージョンおよびAWS GovCloud (米国)リージョンで追加料金なしで利用可能となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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