AWSは8月6日(現地時間)、AIエージェント用インフラ「Amazon Bedrock AgentCore」に新機能「ランタイムインスタンス」を追加し、一般提供を開始した。今回のアップデートにより、ユーザーはインフラの構築や管理を行うことなく、自身のAmazon EC2環境でエージェントを実行できるようになる。
AgentCoreランタイムインスタンスは、安全かつ大規模なAIエージェントの運用を支援し、既存のmicroVMベースオプションを補完する。継続的に稼働するエージェントや、リソース消費が多い、または専用ハードウェアが必要なエージェントについて、多様なEC2インスタンスタイプを活用できるのが特徴だ。システムのプロビジョニング、パッチ適用、スケーリング、ライフサイクル管理はAgentCore側で処理される。
利用方法としては、AWSマネジメントコンソール、CLI、SDK、APIいずれかを用いて、必要なEC2インスタンスタイプを指定したキャパシティプロバイダーを作成し、そこにエージェントをアタッチする。GPU高速化、メモリ最適化、コンピューティング最適化など各ファミリーのインスタンスタイプを選択できる。
ランタイムインスタンスは、最大14日間の長時間エージェントセッションに対応する。一方、従来のサーバーレスmicroVMベースランタイムは最大8時間の高速起動セッション向けである。これにより、利用ニーズやエージェントの性質に応じた最適なコンピューティング選択が可能となる。
提供リージョンは、米国東部(バージニア北部・オハイオ)、米国西部(オレゴン)、アジアパシフィック(ムンバイ・シンガポール・シドニー・東京)、欧州(フランクフルト・アイルランド)。利用にはAmazon EC2の料金に加え、コンピューティング管理料が別途かかる。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営する開発者のための情報メディアです。日々の開発に取り組むエンジニアやテクノロジーを学びたい方に向けて、プログラミングやAI活用、開発ツール、エンジニアの学びとキャリアに関する記事をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
