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Cursor、Git大規模ホスティング向けストレージ「Continuity」発表

 Cursorは8月18日(現地時間)、大規模Gitリポジトリの課題に対応する新ストレージシステム「Continuity(Cnt)」を発表した。同社は自社のモノレポ運用経験から、従来の業界標準アプローチである「Spokes」の制約を克服し、パフォーマンスと一貫性、運用性を最大化するためのアーキテクチャとしてCntを開発したという。

 Cntの最大の特徴は、S3互換オブジェクトストレージを信頼できる唯一の情報源(Source of Truth)とした設計にある。Gitのpush操作は、先行書き込みログ(WAL)としてS3に永続化されることで成立し、WALインデックスファイルの更新をもってコミットが可視化される。

 各サーバーはローカルのNVMe上に通常のGitリポジトリを保持するが、ディスクにデータが存在しなくてもS3のWALから効率的にリストアが可能で、運用時に大規模なルーティングテーブルや外部リレーショナルデータベースを必要としないステートレスな設計となっている。

 レプリケーションはS3経由で任意の数まで容易に拡張でき、非常に高い可用性とスループットを確保。例えば、S3 Express One Zone上では、1秒あたり300件以上のpushが可能で、push/cloneとも完全な一貫性を保証する。また、WALのバッチ処理やコンパクションにより、リポジトリが増加しても一貫した性能を維持できる。各レプリカのメタデータ同期にはUDPを用いたgossipプロトコルを採用。レプリケーションやフェイルオーバー時も破損やロスを許容しながら正しい状態を保つ仕組みで運用の複雑さを緩和した。

 従来のSpokes方式と比べ、Cntはリポジトリごとの柔軟なスケーリングができ、1リポジトリにつき小規模から数百のレプリカまで容易に設定可能である。なお、すべてのGit操作は従来どおり市販ツールを用いた通常のGitリポジトリで行われ、多様なDevOps環境との互換性も確保している。

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