AWSは8月25日(現地時間)、Amazon EC2がサービス開始から20周年を迎えたことを発表した。EC2は2006年、Linux向け仮想サーバーをクラウド上で提供するサービスとして始まり、最初は「m1.small」という1種類のインスタンスと、米国東部リージョンのみで提供されていた。
その後、2008年に永続的なブロックストレージ「Amazon Elastic Block Store」、2009年には「Elastic Load Balancing」、「Auto Scaling」および「Amazon CloudWatch」を追加し、拡張性や運用性を向上させてきた。仮想ネットワークである「Amazon Virtual Private Cloud」も同年導入された。2017年には「AWS Nitro System」の導入によってイノベーションの加速とセキュリティの強化を実現し、2018年にはコスト効率に優れた独自設計プロセッサ「AWS Graviton」も展開された。
この20年間でEC2は1,200を超えるインスタンスタイプを提供するまでに成長し、世界39リージョンへと展開している。2019年以降は、AIワークロード向けに「AWS Inferentia」「AWS Trainium」など独自シリコンと、それを活用するインスタンスを拡充。Mac向けのEC2インスタンスや、高度なMLワークロード向けの「EC2 Capacity Blocks」も追加された。2026年には「AWS Nitro Isolation Engine」で形式手法によるワークロードの分離も可能になり、クラウドセキュリティも強化された。
基本的な価値である「短時間で安全な計算能力の提供、従量課金、柔軟なスケール」は今も変わらず、EC2は現在のAIやHPCなど、多様なワークロードの基盤サービスであり続けている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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