マイクロソフトは27日、次世代インターネットブラウザ「Internet Explorer 8ベータ2」をリリースした。日本語版も用意されており、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
マイクロソフトは27日、次世代インターネットブラウザ「Internet Explorer 8(IE8)ベータ2」をリリースした。日本語版も用意されており、同社のダウンロードセンターから無償でダウンロードできる。
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IE8ではページのレンダリングが高速化したほか、様々な機能が追加されている。新機能の1つ「アクセラレータ」は、1つのウィンドウから複数の情報ポイントにアクセスできるツール。マウスで反転表示させたり、右クリックすることで対象を地図/Web検索、翻訳することができる。
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検索機能も強化されており、Internet Explorer Gallery(Beta)から様々な検索プロバイダーをインストールすることができる。検索候補を画像付きで表示する機能も備わっている。

また、タブ機能が改善され、一度閉じたタブを簡単に復元できるようになった。表示中のWebページ内のリンクから開いたタブはグループ化され、色わけして表示される機能も備わっている。
その他にも、サイト内の特定セクションを購読し、更新されたコンテンツをIE8のメニューバーに直接配信できる「Web Slice」や、古いブラウザー向けにデザインされた Web サイトを表示できる「互換表示ボタン」、IEが閲覧セッション(Cookie、インターネット一次ファイル、履歴など)に関するデータを保存できないようにする「InPrivateブラウズ」など、様々な機能が追加されている。
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インストール後は、PCを再起動する必要がある。初回起動時に、Firefoxなど既存のブラウザのデータをインポートすることも可能となっている。
なお、IE8ベータ1を既にインストールしている場合、正式な手順を踏まないとベータ2インストール時に不具合が発生するため、注意が必要だ(参照ページ:Upgrading to Internet Explorer 8 Beta 2)。
【関連リンク】
・IE8ホームページ
・Internet Explorer 8 Beta 2 Now Available:IEBlog
・IE8リリースノート
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