NetBeansでJavaFXプロジェクトを作る
では、実際にNetBeansを利用してJavaFXを作成してみましょう。NetBeansでは、最初にプロジェクトを作成し、そこに必要なソースコードファイルなどを追加していきます。[File]-[新規プロジェクト]メニューを選び、現れたダイアログで、プロジェクトの種類として[JavaFX]カテゴリの[JavaFX Script Application]を選択します。
[Next]ボタンで次へ進み、作成するプロジェクト名とプロジェクトの保存場所などを指定します。プロジェクト名以外は自動的に設定されますので特に考える必要はありません。ここでは「FXSample」というプロジェクト名にしておきます。
プロジェクトを作成すると、画面の左上にある四角いエリア(プロジェクト・ウインドウ)に「FXSample」というプロジェクトが表示されます。この中に、必要なファイル類が保存されていきます。プロジェクトを作成すると、デフォルトで「Main.fx」というJavaFX Scriptのスクリプトファイルも自動作成されます。これにスクリプトを書けば、JavaFX Scriptによるアプリケーションができるというわけです。

パレットを使って簡単コーディング!
では、このMain.fxをダブルクリックして開いてみましょう(通常は、プロジェクト作成時に開かれているはずです)。すると、ウインドウ中央にJavaFX Script専用のエディタでファイルが開かれます。同時に、右側には「パレット」という表示も現れます。
このエディタは、JavaFX Scriptのスクリプト入力を支援する機能が多数備えられています。入力中、Ctrlキーとスペースキーを押すと、現在利用可能な候補の一覧が現れますし、入力したソースコードはリアルタイムに色分け表示され、文法チェックしてエラーがあれば表示してくれます。
また、右側にあるパレットを使って、ソースコードの基本的な骨格を手早く作成することもできます。このパレットには、さまざまなコンポーネント類の基本的なソースコードが割り付けられています。いわば「アイコンの形をしたテンプレート」なのです。このアイコン類から使いたいものをマウスでドラッグして、エディタの挿入したいところにドロップすれば、そのコンポーネントを生成するためのソースコードが自動的に書き出されます。
もちろん、どこにでも適当にドロップすればいいというわけではありません。正しいところにはめ込まなければエラーになってしまいます。ある程度、スクリプトが理解できる人に向けた便利機能と考えると良いでしょう。

![図3 新規プロジェクトの作成ダイアログで[JavaFX]カテゴリの[JavaFX Script Application]を選択する。](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/2990/3_s.gif)

