ルナスケイプは10日、Webブラウザ「Lunascape 5.0」のアルファ2版をリリースした。同社のWebサイトより無償でダウンロードできる。
ルナスケイプは10日、Webブラウザ「Lunascape 5.0」のアルファ2版をリリースした。同社のWebサイトより無償でダウンロードできる。
「Lunascape 5.0」は、IE7で使われている「Trident」、Firefox 3.1に搭載予定の「Gecko 1.9系」、SafariやGoogle Chromeで採用されている「Webkit」の3つのレンダリングエンジンを搭載したWebブラウザ。これらのエンジンをツールバーから簡単に切り替えることができるため、1つのブラウザで様々な表示形式に対応できる。
今回のバージョンアップでは、WebKitのパフォーマンス向上を目的にチューニングを実施。同社が行ったテストでは、前バージョンの約3倍、Google Chromeを超えるレンダリング速度を計測したという。
また、Geckoエンジン利用時にFlashサイトを閲覧するとCPU使用率が高くなる問題にも対処。約50%の削減に成功したという。
その他にも、インストール後にWebkitプラグインをインストールできるように改善、特定条件で強制終了することがある不具合を修正など、さまざまなバグフィックスが実施され安定性の向上が図られている。
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