SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

DeveloperZine(デベロッパージン)- エンジニアの意思決定を支える技術情報メディア ProductZine

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

話題のあの人にインタビュー!

AIR/Flex/Flash Player、これだけは押さえておきたいAdobe技術をなかの人とおさらい

エバンジェリストと振り返るAdobeの2008年(前編)


Flex 3のおさらい

編集部
FXUGさんの話もでたところで、Flexに話を移して行きたいとおもいます。Flex 3もAIRと同時に発表されましたが、簡単にFlexについてもご説明いただけますか?
西山
簡単に言ってしまうと、Flexは「コードベースで作るFlash」です。

そもそもFlashはパラパラ漫画を作るアプリケーションでした。「絵が動くね、分かりやすいね」というのが、ベースのアプリケーションだったのですが、そのFlashにスクリプト機能を付けることで、複雑なことができるようになってきた。

複雑なことが可能になってくると、ユーザーの方がどんどん複雑なことをやりたがるようになってきた。

そういったユーザーさんは、そのうちパラパラ漫画をマウスで描く要素よりも、Flash用の言語Action Scriptを書いている要素の方が増えてきた。

そうすると、パラパラ漫画描きツールのFlashだと、だんだんもどかしくなってきますよね。マウスで必ずやらなきゃいけないのかと。「キーボードメインのスクリプトでやりたい!」と望む開発者の方が増えてきたので、「じゃあ、それ作りましょうか!」といってできたのが、そもそものFlexです。

最終的には、Flashを書き出すんですが、それをコードベースでバキバキやってくださいというものです。
編集部
なるほど(笑)そうやって説明していただくと良くわかりますね。では、前バージョンのFlex 2と、Flex 3ではどのような違いがあるのでしょうか?
西山
Flex 3からの特徴として、複雑なデータの可視化に対応したコンポーネント群の追加や、フレームワークの改善によるパフォーマンス向上などが挙げられますが、一番の大きな違いは、開発環境であるFlex Builder 3の大幅な機能向上です。

Flex Builder 3の新機能はAdobeのサイトにあるとおり多岐に渡るのですが、とくにAIRの開発が出来るようになったこと、デザイナー/デベロッパーワークフローが考慮されたこと、パフォーマンスチューニングに必要な機能が追加されたこと、など大幅な進歩が見られます。
編集部
現在の利用状況はどのくらいですか?
西山
ユーザーベースの数は残念ながら公表できないのですが、Flex Builderの売り上げ本数でいうと、4半期ごとの差が前バージョンの3倍~4倍以上になっています。Flex Builder 3になってからガバっと増えたという感じです。
編集部
では、かなり普及してきているんですね。
西山
まず認知度が高まりましたね。Flex Builder 1の時はDreamweaverベースの開発環境で、一部の「コードでやりたいんじゃ!」っていう人が利用していたのですが、2からEclipseベースになって、Eclipseに親しみがある方であれば、すんなり入れるようになった。そこから徐々に認知が高まってきたという感じがあります。
編集部
利用できる環境が整ってきたから、ユーザーも自然と増えてきたと。
西山
そうですね。手ごたえ的には、この倍ぐらいにはなるんじゃないかなと思っています。AIRの認知も高まってきて、「AIR開発に何が良いの?」という話になると、やはり現状で最も適しているのはFlex Builderだと思うので。もちろん、FlashやDreamWeaverからもAIRのパブリッシュはできるんですが、開発効率ということを考えるとFlex Builderが一番です。

次のページ
Flash Player 10はどう変わった?

修正履歴

この記事は参考になりましたか?

話題のあの人にインタビュー!連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

松藤 壯太(編集部)(マツフジ ソウタ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/3491 2009/10/20 17:12

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー