オープンソースのウェブアプリケーションサーバー「Zope」がメジャーバージョンアップし、1月31日に3.4.0がリリースされた。2007年のバレンタインデーにリリースされた3.3.1から、約2年ぶりの安定版リリースとなる。
オープンソースのウェブアプリケーションサーバー「Zope」がメジャーバージョンアップし、1月31日に3.4.0がリリースされた。2007年のバレンタインデーにリリースされた3.3.1から、約2年ぶりの安定版リリースとなる。このバージョンから、Python Eggをベースとするモジュール化されたシステムとなった。
開発に時間がかかったのは設計の変更によるもので、これまでのモノシリックなソースツリーから、互いに独立した小さなパッケージ(egg)の集合体となった。多数のバグフィックスによりコアはより安定し、新規に開発された多数のアドオンパッケージによりよりリッチな開発が可能となるとしている。
Zope(Z Object Publishing Environment)は、プログラミング言語Pythonで開発されている、オブジェクト指向のウェブアプリケーションサーバで、安定版にはバージョン3系列とバージョン2系列がある。今後は6カ月のサイクルでリリースしていく予定。
【関連リンク】
・Zope.org - Zope 3.4.0 Released!
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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