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![]() 柳井です。 だいぶ前ですが、アインシュタインとフロイトの往復書簡である「ヒトはなぜ戦争をするのか?」という薄い本を読みました。この本は、第二次大戦前夜に、国際連盟の委員会からアインシュタインに提案があり実現したものです。委員会は、誰でも好きな人を選び、戦争について意見を交換するようにとアインシュタインに話し、彼はフロイトを選びました。 この本を読んで感じたのは、ナチス台頭に対する二人の温度差です。当時アインシュタインはドイツにいて、フロイトはウィーンにいました。この2人の生活場所の違いが、問題意識の差にそのまま反映しています。 当事者意識は、危機に直面するまではなかなか芽生えません。安全な時から当事者意識を高めるためには、情報を正しく把握していなければなりません。ぬるま湯だと思っている間に、いつの間にか熱湯の中にいた。そういったことがないように、周囲に気を配っておきたいものです。 |
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