Mozillaファウンデーションは7日、オープンソースのWebブラウザ「Firefox」の次期バージョンに向けた最初の開発版「Firefox 3.6アルファ1」(コードネーム:Namoroka)をリリースした。Windows版、Mac OS版、Linux版がテスト用に公開されている。
Mozillaファウンデーションは7日、オープンソースのWebブラウザ「Firefox」の次期バージョンに向けた最初の開発版「Firefox 3.6アルファ1」(コードネーム:Namoroka)をリリースした。Windows版、Mac OS版、Linux版がテスト用に公開されており、公式サイトにてダウンロードが可能となっている。
Firefox 3.6アルファ1では、レンダリングエンジンに「Gecko 1.9.2」のプレリリース版を採用し、トップレベルのコンテンツドキュメントごとにネイティブウィジェットを使用する「Compositor」を実装した。そのほか、CSSのプロパティの追加や、TraceMonkeyエンジンのスピード向上、ブラウザの起動および反応の向上などが図られている。
なお、Firefoxの開発版コードネームは世界の国立公園にちなんでおり、現行バージョンの3.5(3.1)は日本の知床国立公園から「Shiretoko」と名付けられた。Firefox 3.6アルファ1のコードネームである「Namoroka」は、アフリカのマダガスカルにあるナモロカ国立公園から名付けられたとのこと。
【関連リンク】
・Mozilla Developer News:Firefox 3.6 Alpha 1 now available for download
・Firefox 3.6 for developers - MDC
・Namoroka Alpha 1 Release Notes
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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