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SaaS型のクロスメディア配信プラットフォーム「Adobe Scene7」、日本でもサービス提供開始

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2009/09/18 13:08

 アドビシステムズは17日、オンデマンドのクロスメディアプラットフォーム「Adobe Scene7」のサービス提供を、日本を含むアジア太平洋地域で開始した。

 アドビシステムズは17日、オンデマンドのクロスメディアプラットフォーム「Adobe Scene7」(シーンセブン、以下Scene7)のサービス提供を、日本を含むアジア太平洋地域で開始した。ドキュメントやカスタマーサービスなども日本語で提供され、シンガポールにScene7用のデータセンターが新設されている。

 Scene7は、オンラインショッピング市場をターゲットにしたSaaS型のコンテンツ配信サービス。リッチコンテンツを一元管理し、ウェブブラウザ、印刷物、Eメール、モバイル端末と様々なメディアに対して動的な提供を可能にする。コンテンツ制作にかかるコスト低減、ユーザエクスペリエンス向上による売上増と、高い費用対効果が期待されている。

 Scene7は複数のソリューションで構成されており、画像のスムーズな拡大/縮小/回転等を行う「Dynamic Imaging」、インタラクティブな電子カタログを作る「eCatalog」、ブラウザベースのアセット管理環境「Media Portal」、あらゆる形式のビデオを管理・編集・配信できる「eVideo」、購入商品を使った視覚的プレビューを提供する「Visual Configurators」、挨拶状等の印刷物をウェブ上で編集可能にする「Web-to-Print」、顧客にターゲティングメール/DMを送る「Targeted Email & Print」の7つがある。

Scene7を使って作られた海外事例、Bodenの「outfit maker」。Visual Configuratorsにより、パーツごとに選択した服飾品が右側のモデルでプレビューされるようになっている
Scene7を使って作られた、Bodenの「outfit maker」。Visual Configuratorsにより、パーツごとに選択した服飾品が右側のモデルでプレビューされるようになっている

 Scene7を先行導入した、女性向け下着の販売を手がける株式会社ピーチ・ジョンは導入動機として、「ネットショッピングで一番不安なのは、実物を手にとって詳しく見れないこと」とし、顧客が商品画像の好きな部分を拡大して、細かい模様や縫い目の様子を確認できることを挙げた。また、事前にリサイズやトリミングをすることなくマスター写真をアップするだけで様々な解像度で画像を利用できる、デジタルカタログを内製してアウトソース費を削減できる等、制作・運用コスト面での長所も述べた。同社 執行役員 経営戦略部部長の守安 智氏によると、「導入1か月間の実績では、訪問者数に締める購入者数の割合が微増、購入者あたりの購入点数が約10%向上、滞在時間が約15%向上した」という。

 料金体系は年間契約で、利用するソリューションや規模に応じた個別見積もりとなっている。「アメリカでは、規模の小さいスタートアップ企業でも利用していて月額数百ドルから」と、Scene7マーケティング担当のシーラ・ダルグレン氏。日本での販売代理店は株式会社ISAOで、初年度の販売目標は3億円を目指すとしている。

 
【関連リンク】
Adobe Scene7
株式会社ピーチ・ジョン
株式会社ISAO

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