ゼンド・ジャパンは6日、PHPアプリケーションサーバの最新版「Zend Server 日本語版」を発表した。1月17日から販売を開始する。日本語版のリリースは今回が初。
Zend Serverは、WebサーバーのApacheまたはIISをベースに、PHP実行環境や拡張モジュール、Webアプリケーションフレームワーク「Zend Framework」、サーバー運用管理ツールなどをあわせてカスタマイズした統合Webシステム環境。コードキャッシュやページキャッシュといった基礎的な高速化機能の他、モニタリング、ジョブキュー、コードトレーシングといった機能もあり、開発要員の不足などを補う効果も期待できる。
用途に応じて、最小限の機能でコストを抑えた「Standard Edition」と、大規模サイトや本格的な運用向けに高機能な「Enterprise Edition」の2つが提供されている。
今回提供されるのはLinux対応版で、Windows対応版のリリースは2011年第一四半期中を予定。対応プラットフォームは、Red Hat Enterprise Linux 5.x、CentOS 5.x、Oracle Enterprise Linux 5.x、Fedora 11.x。
価格は年間ライセンスで、Standard Editionが税込147,000円、Enterprise Editionが税込577,500円(サポート費用含む)。
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