Schedule for ASP.NETのAzure動作検証
ComponentOne Studio for ASP.NETに含まれている多くのASP.NET用コンポーネントの中から、まずは、Schedule for ASP.NETを試してみたいと思います。このコンポーネントは、Outlookの予定表のような画面を、コントロールを貼りつけるだけで実現できるものです。
Schedule for ASP.NETをWindows Azure開発環境で動作させてみる
まず、WebRole側のプロジェクトにaspxファイルを新規追加し、ツールボックスからSchedule for ASP.NETをドラッグ&ドロップします。すると、次のようなデザインが表示されます。
Windows Azureの実環境には、もちろんSchedule for ASP.NETはインストールされていないので、コンポーネントのDLLを一緒に配布しなければなりません。
そこで、「C1.Web.UI.3.dll」と「C1.Web.UI.Control.3.dll」を参照設定して、プロパティウィンドウの「ローカルコピー」欄をTrue
にします(VBの場合、参照設定を指定してプロパティウィンドウに表示するためには、ソリューションエクスプローラで「すべてのファイルを表示」をOn
にする必要があります)。
プログラムコードとしては何も手を加えていない状態ですが、このまま実行してWindows Azure開発環境のEmulatorで動作するかを確認してみると、問題なく動作する事が確認できます。
Schedule for ASP.NETをWindows Azureにデプロイして動作させてみる
ローカル開発環境での実行が確認できたので、ソリューションにあるWindwos Azureプロジェクトを右クリックして[発行]メニューを選択します。発行が完了したら、Windows Azureにアクセスして動作を確認します。
アイコンなども含めて正常に動作していることが確認できました。