グループを作成する
ActiveDirectoryにグループを作成するにはNew-ADGroupコマンドレットを使用します。
新規グループを作成する
まず一番簡単なグループの作成方法を見てみましょう。NameパラメーターとGroupScopeパラメーターだけを指定して作成します。 GroupScopeパラメーターに指定できる値は下記のとおりです。
| グループのスコープ | 値 |
| ドメインローカル | Domain Local または 0 |
| グローバル | Global または 1 |
| ユニバーサル | Universal または 2 |
下記はドメインローカルスコープを持つSystemAdminsという名前のグループを作成します。
New-ADGroup -Name SystemAdmins -GroupScope DomainLocal
管理者を指定してグループを作成する
ManagedByパラメーターを使用すると、オブジェクトを管理するユーザーやグループを指定することができます。パラメーターの値には、識別名、GUID、セキュリティ識別子、SAMアカウント名のいずれかを指定することができます。下記は、SAMアカウント名が「PowerShellfromJapan」というユーザーを管理者として指定する例です。
New-ADGroup -Name SystemAdmins -GroupScope DomainLocal -ManagedBy PowerShellfromJapan
OUを指定してグループを作成する
Pathパラメーターを使用すると、作成先のOUを指定することができます。下記はcorp.contoso.comの「IT」というOUにSystemAdminsというグループを作成する例です。
New-ADGroup -Name SystemAdmins -GroupScope DomainLocal -Path "OU=IT,DC=corp,DC=contoso,DC=com"
グループのプロパティを変更する
グループのプロパティを変更するにはSet-ADGroupコマンドレットを使用します。
samAccountNameを指定してグループのプロパティを変更する
samAccountNameを指定してグループのプロパティを変更するには
Set-ADGroup samAccountName パラメータ 値
とします。
例えば、samAccountNameがITGroupの説明を「情報システムグループ」に変更する場合は下記のようにします。
Set-ADGroup ITGroup -Description "情報システムグループ"
コマンドレットパラメーターに関連付いていないプロパティ値を変更する
先ほどの例のようにActiveDirectoryグループの説明は「Description」という専用のパラメーターで変更することができます。 しかし、メールアドレスや住所、電話番号といったプロパティ値は専用のパラメーターがないため、Add, Replaceといったパラメーターを使用して変更する必要があります。
下記はITGroupというグループにメールアドレスを追加する例です。
Set-ADGroup ITGroup -Add @{Mail='hiro@xxx.co.jp'}
オブジェクトを管理するユーザーやグループを指定する
オブジェクトを管理するユーザーやグループを追加するには、ManagedByパラメーターを使用します。パラメーターに渡す値は、識別名,GUID,セキュリティ識別子,SAMアカウント名のいずれかです。
下記はオブジェクトを管理するユーザーとして”NaotoDate”を追加する例です。
Set-ADGroup ITGroup -ManagedBy 'NaotoDate'
