ゼンド・ジャパンは26日、PHP統合開発環境「Zend Studio 8 日本語版」を9月1日より出荷開始すると発表した。
「Zend Studio 日本語版」シリーズは、PHPによるWebシステム構築の開発効率および品質の向上を目的として、2003年より提供を開始。2008年にリリースした「Zend Studio for Eclipse 日本語版」では、ベースをEclipseに移行し、標準的なルック・アンド・フィールを得るとともに、より大規模なプロジェクトでの運用に応えられるようになったという。
「Zend Studio 8 日本語版」は、これまでのシリーズによって蓄積されたPHP開発ツールとしての機能を継承。さらに、複雑化するクライアントサイドの開発効率と、品質を改善するためにJavaScriptと、そのライブラリへの対応機能を大幅に強化している。
JavaScriptのデバッグは、一体化された内蔵ブラウザを使用し、ブレイクポイントを用いた詳細な実行制御を実現しており、変数の参照/更新が可能となっている。
さらに、リクエストモニタによってWebサーバとの通信時間とステータスをビジュアル化。リクエストモニタは、Ajaxによるリアルタイム通人に対応し、通信タイミングの表示やリクエストとレスポンスが1クリックで確認できる。
対応OSは、Windows 7(x86/x86-64)/Vista/2003/XP、Linux x86(x86/x86-64)。対応PHPは、PHP4.x以降。
【関連リンク】
・ゼンド・ジャパン
・「Zend Studio 8 日本語版」
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