日本BEAシステムズ株式会社は本日、新製品の「BEA Salt (Services Architecture Leveraging Tuxedo) 1.1」を、10月5日より出荷開始することを発表した。無料評価版は同社サイトからダウンロードできる。
「BEA Salt1.1」は、C、C++、COBOLを使用して開発されたWebサービスを持つクライアントが、SOAP/HTTPを用いてBEA Tuxedoサービスへ直接アクセスすることを可能にする。BEA Tuxedoのアドオン製品として販売され、顧客がTuxedoのサービスを用いたSOAのアプリケーションを実現するインフラストラクチャの1つになる。
同製品の利点として、例えばSOAで大規模な決済システムを構築する場合、既存のアプリケーションを書き換える必要がない。そのためアプリケーションの保守費用をかけずに、既存のサービスを再利用かつ組み合わせることでSOA環境に拡張できる。また通信業界では、SaltはTuxedoで構築された既存のOSS(Operation Support Systems)やBSS(Billing Support Systems)をWebサービスとして利用可能。そのため、顧客にとっての大幅なコスト削減に結びつくとしている。
尚、同製品の詳細については下記プレスリリースを参照のこと。
プレスリリース:日本BEA、SOA環境に適応する新製品「BEA Salt 1.1」の出荷開始