IDCフロンティアは、米RightScale社のクラウド統合運用管理ツール「RightScale Cloud Management Platform」を利用した、セルフポータル型のクラウドコンピューティングサービスを、試験サービスとして15日に提供開始した。
「RightScale Cloud Management Platform」が実装するマルチクラウド管理機能を利用すれば、大量のサーバを用いた大規模システムの管理・運用を少人数で行えるようになるとともに、提供業者やパブリック/プライベートクラウドを問わないインフラ統制が実現できる。
また、サービスのピークに応じたサーバの自動拡張・縮退(オートスケール)や、OSイメージおよびアプリケーション設定のテンプレート化によるサーバ構築の省力化が可能になる。
さらに17日には、クラウドサービスをコントロールできるAPIの試験公開を予定しており、外部プログラムからAPIを通じたクラウドサービスのコントロールによって自動運用を実現。前述のサーバ構築の省力化とあわせて、インフラ構築・運用の効率化を可能にし、調達コストの削減効果が期待できる。
【関連リンク】
・IDCフロンティア
・「RightScale試験サービス」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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