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WebAssembly(Wasm)の最新版「WebAssembly 3.0」リリース

 9月17日、WebAssembly(Wasm)の最新版「WebAssembly 3.0」が正式リリースされた。

 Wasm 3.0はWasm 2.0から大規模なアップデートがなされた。

 具体的には、64ビットアドレススペースや、単一モジュールで複数メモリ宣言できるmultiple memories、Wasmランタイムによって自動的にメモリが管理されるガベージコレクションなどが追加されている。そのほか、型付き参照(typed references)や、テール呼び出し(tail calls)、例外処理(exception handling)といった機能も追加された。

 これらのコア機能に加え、新しい拡張機能、JS文字列ビルトイン(JS string builtins)によってWasm内で外部文字列値に直接アクセスし、操作できる。

 また、本標準は新しいSpecTecツールチェーンで作成された初のバージョンでもある。Wasm 3.0 は既に主要なウェブブラウザの多くで配信が始まっており、Wasmtimeなどのスタンドアロン実装でもサポートが進行中である。各エンジンでの対応状況はWasmのFeature Statusページで確認できる。

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