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Adobe Proto 1.5バージョンアップの改良点


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 前回の記事を公開後、Adobe Protoが1.5にバージョンアップされました。今回はそのバージョンアップでの改良点について解説します。

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バージョンの確認

 個別でなく、まとめてアプリをバージョンアップされている方は、特に、Adobe Proto 1.5を起動してみても、バージョンアップされたことに気付かないかもしれません。

 まずは、バージョンを確認しておきましょう。

 (歯車アイコン)をタップして、メニューが表示されたら、さらに[環境設定]をタップします。

 環境設定の画面が開きます。

 この中で「バージョン 1.5.0」のようにバージョンを確認することができます。なお、環境設定では、ジェスチャーガイドや使用状況の追跡などの設定を行うこともできます。

コピー&ペーストをサポート

 Adobe Proto 1.5では、オブジェクトのコピー&ペーストがサポートされました。画面上部のツールバーの(クリップボードアイコン)をクリックすると表示されるメニューからコピーを選択すると、そのオブジェクトを[ペースト]できるようになります。

 ツールバーを使わず、選択したオブジェクトの左のをクリックすると表示されるコンテキストメニューからコピーを行うこともできます。

ペーストして固定、ページ間で固定

 グローバルナビゲーションなど、複数ページにわたって同じ位置に配置したいオブジェクトはペースト時に[ペーストして固定]を選択するか、コンテキストメニューから[ページ間で固定]を選択することができます。

 固定されたオブジェクトには、中央に(画ビョウのアイコン)が表示されます。

 

 オブジェクトを固定すると、次のようなメリットを得ることができますので、これまで以上に、複数ページにわたるプロトタイプ制作を効率化することができます。

  • 新規にページを作成すると、固定されたオブジェクトは自動的にペーストされます
  • 固定されたオブジェクトを位置調整すると、ほかのページにも自動的に反映します

 つまり、“固定”は単なる「配置+ロック」というより「共有」ととらえるとよいでしょう。ソースコードも、独立した共通のCSSファイル(common.css)を生成します。ページによって個別に固定を解除することも可能です。

 なお、[Navバー(水平)]、[Navバー(垂直)]などのウィジェットを使って作成したメニューは、デフォルトでページ間で固定されています。

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この記事の著者

鷹野 雅弘(タカノ マサヒロ)

 株式会社スイッチ Webサイトの構築やコンサルティングを中心に、WebやDTPに関しての講演やトレーニングのほか、書籍の企画や編集、スクールなどのカリキュラム開発も手がける。 2005年からCSS Niteを主宰。日本全国、および海外に展開し、260回を超える関連イベントを通し、のべ36,000名を超える方が参加している。 テクニカルライターとして20冊以上の著書を持ち、総販売数は14万部を超える。主な著書に『よくわかるDreamweaverの教科書』(共著、マイナビ)、企画編集を行った書籍に『現場のプロから学ぶXHTML+CSS』(マイナビ)など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/6803 2013/01/15 17:34

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