オープンソースのWebブラウザのメジャーアップデート「Firefox 2」が10月25日、リリースされた。日本語版としては、マイクロソフトの「Internet Explorer 7」に先駆けての公開。
Mozilla Japanは10月25日、Webブラウザの新版「Firefox 2」をリリースした。Windows、Mac OS、Linux版が公開されており、無償でダウンロードできる。もちろん日本語版も入手可能だ。
Firefoxは、米国の非営利公益法人Mozilla Foundationのもと、世界中の有志によるコミュニティで開発が行われているオープンソースのWebブラウザ。2004年11月のFirefox 1.0のリリース以来、シェアを急激に拡大している。
主な新機能として、タブブラウズ機能の改善が挙げられる。各タブへ閉じるボタンを追加され、前回開いたウィンドウやタブの内容を復元するセッション復元機能なども実装された。また、RSSフィードを管理する機能が追加されるなど、さまざまな面で使い勝手が向上している。その他に、フィッシング詐欺サイトの警告機能など、セキュリティ面でも向上も図られた。
現在シェアNo.1のWebブラウザの新版「Internet Explorer 7」も、日本語版を近々リリースされるものと思われ、Webブラウザ競争の激化が予想される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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