テクマトリックスは、米Parasoft Corporationが開発したC/C++対応テストツール「Parasoft C++test 9.4」と、.NET対応テストツール「Parasoft dotTEST 9.4」を、18日に発売した。
テクマトリックス、C/C++対応テストツール「Parasoft C++test 9.4」と、.NET対応テストツール「「Parasoft dotTEST 9.4」を同時発売
「Parasoft C++test 9.4」および「Parasoft dotTEST 9.4」は、静的解析(コーディング規約検証/フロー解析)、単体テスト、実行時メモリエラー検出に対応する。最新版では、プログラムの処理フローに依存する問題を、アプリケーションを実行することなく静的に検出可能で、解析パフォーマンスの大幅な向上によって、平均約30%の処理速度アップを実現している。バグ検出における解析精度も向上した。
「Parasoft C++test 9.4」は、ARM Developer Studio 5へのプラグインや、Green Hills Softwareコンパイラのサポートを追加し、クロス開発環境への対応が強化されている。また、すべてのライセンスでシミュレータや実機上で解析できるよう、ライセンス形態を一新した。Windows 64bit OS上では、割り当て可能なメモリ領域を大幅に確保できる。
「Parasoft dotTEST 9.4」は、「Microsoft FxCop」や「StyleCop」の静的解析ルールを実装し、「Parasoft dotTEST 9.4」上で実行し、違反を検出可能になった。独自の静的解析ルールと組み合わせて利用することで、より網羅性の高い静的解析を実施できるようになっている。
また、「Microsoft Unit Testing Framework」を新たにサポートしたことによって、「Microsoft Unit Testing Framework」で作成したテストケースを実行可能となり、テストの自動事項やコードカバレッジの計測、回帰テストを実行できる。
継続的品質アシスタント機能を搭載しており、開発者によるコーディング作業時に、バックグラウンドで静的解析を行う。検出されたルール違反は、ファイルオープン、保存、コンパイルなど、それぞれのタイミングでレポートする。
【関連リンク】
・テクマトリックス
・「Parasoft C++test 9.4」
・「Parasoft dotTEST 9.4」
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