GUIのデザイン
では、さっそくプログラムを作成しましょう。
作成するプログラムは、C1TrueDBGridコントロールを2つ使用し、1つ目のC1TrueDBGridコントロールでは、SQL Server 2008で作成したサンプルデータベース「都立図書館リスト_Data.mdf」から、テーブル「図書館一覧」にあるデータをすべて取り出しグリッドで表示します。データは、東京都内にある都立図書館の市区町村、所在地、図書館名、電話番号を入力してある、単一のテーブルです。
もう一つのC1TrueDBGridコントロールは、サンプルデータベース「都立図書館リスト_Data.mdf」のテーブル「編集用テーブル」を読み込みます。このテーブルは、フィールドが設定されているだけでデータは入力されていません。空のテーブルになっており、このテーブルをもとにしたグリッドにデータをドラッグ&ドロップして新しい表を作成するようにします。
フォームのデザイン
フォームには、C1TrueDBGridコントロールとButtonコントロールを2つ、Labelコントロールを3つ、SaveFileDialogコントロールを1つ配置します。
C1TrueDBGridコントロールのデータベース連結は設計時に行います。
フォームの作成
まずは、全体のコントロールレイアウトを行います。
(1)フォームに3つのLabelコントロールを配置します。Imageプロパティにアイコン画像「Flag_redHS.png」を設定し、左端に表示します。
(2)C1TrueDBGridコントロールを2つ配置します。データベースの設定とデザインはこのあと行います。
(3)Buttonコントロールを2つ配置し、Clickイベントハンドラを作成します。
(4)SaveFileDialogコントロールを1つ配置し、以下のプロパティを設定します。
プロパティ | 設定値 |
Filter | Excelブック *.xls | *.xls |
DefaultExt | xls |
FileName | 新規作成表.xls |