アシアルは、モバイルアプリ公開プラットフォーム「Monaca」を17日にバージョンアップし、Windows 8ストア公開用アプリの開発、デバッグ、リリースビルドまでの一連の作業に対応した。
「Monaca」は、「誰でも今日からアプリ開発」がコンセプトの、iOS、Androidに対応したネイティブアプリの開発環境を提供するクラウドサービス。開発者は、一度に複数のプラットフォームに対してネイティブアプリを開発できる。ブラウザベースの「Monaca IDE」を使用して、コードの作成やデバッグ、アプリ配布が可能なので、大幅な開発期間の短縮と、コスト削減を実現している。
今回のバージョンアップによって、Windowsストアで公開可能なWindows 8アプリをビルドできる「Windows 8リリースビルド機能」や、アプリをビルドすることなく即時に端末上で動作確認が可能な「Windows 8対応Monacaデバッガー」を新たに搭載した。
さらに、アドビシステムズの「PhoneGap 2.2」に対応し、多言語対応やスプラッシュスクリーンの制御など、「PhoneGap」の新機能が利用できる。また、「BarcodeScanner plugin」と「Webintent plugin」(Androidのみ)の2種類のPhoneGapプラグインが使えるようになった。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です