エクセルソフトは、SmartBear Softwareのソフトウェア自動テストツール「TestComplete 9.2」を、17日に発売した。
「TestComplete」は、ユーザーのキー操作やマウス操作を記録してテストシナリオを自動的に作成し、ソフトウェアテストを自動化して繰り返しのテストにおける工数を削減する。
対応するテストは、機能/回帰テスト/Webテスト/単体/分散/データ駆動型テスト。開発ツールに依存せず、C#、Visual C++、Delphi、Javaなど、作成されたアプリケーションに関係なく、アプリケーションの操作をシミュレートできる。
最新版の「TestComplete 9.2」では、テストするアプリケーションとPCの、CPUやメモリ利用率、ASP.NETサーバ上のリクエスト処理速度など、さまざまなパフォーマンスメトリクスのモニタを支援するパフォーマンスカウンター機能を搭載する。
新たに64ビットDelphiアプリケーションを含む、「Embarcadero RAD Studio XE3」で作成したDelphi/C++Builderアプリケーションに対応している。
さらに、ボタンやスライダー、チェックボックス、ラジオフィールドなどのSencha ExtJSコントロールと、Microsoft .NET Framework 4.5で導入された、新しいWPFリボンコントロールをサポートする。
ほかにも、テストするWebサービスにSOAPリクエストを送信し、Webサービスからレスポンスを受信する特定のアクション実行を支援する、OnWebServiceRequestとOnWebServiceResponseの2つのイベント用ハンドラを用意している。
対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP、Windows Server 2012/2008 R2/2008/2003。
価格は、「TestComplete 9 Standard ノードロック ライセンス」が126000円、「TestComplete 9 Standard フローティング ライセンス」が378000円、「TestComplete 9 Enterprise ノードロック ライセンス」が252000円、「TestComplete 9 Enterprise フローティング ライセンス」が567000円。
【関連リンク】
・エクセルソフト
・「TestComplete」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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