IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンターおよび一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、6月6日にOpenSSLに見つかった新たな脆弱性をJVN(Japan Vulnerability Notes)において発表した。
公表されたのは「『OpenSSL』におけるChange Cipher Specメッセージの処理に脆弱性」で、初期SSL/TLSハンドシェイクにおけるChange Cipher Specメッセージの処理に存在する。この脆弱性を突かれると、中間者攻撃(man-in-the-middle attack)によって、サーバー/クライアント間で行われるSSL/TLS通信の解読や改ざんといった被害を受ける恐れがあるという。
IPAならびにJPCERT/CCでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう促している。
【関連リンク】
・JVN「『OpenSSL』におけるChange Cipher Specメッセージの処理に脆弱性」
・IPA 技術本部 セキュリティセンター
・一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
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