仮想マシン:SQL Server AlwaysOn、VM Depotイメージのサポート
Azureプレビューポータル(http://portal.azure.com)内でVMを管理するサポートを先月追加しました。また、複数のVM SharePoint ServerファームおよびAzure認定の数多くの追加VMイメージが簡単に作成できるビルトインポータルサポートもリリースしました。これらの更新についての詳細は、前回のブログの記事をご確認ください。
今回、AlwaysOnが構成されたSQL Server VMを自動展開する新しいサポートおよびVM Depotイメージをサポートするコミュニティに対する統合ポータルサポートを発表することができ非常にうれしく思います。
SQL Server AlwaysOnテンプレート
SQL Server 2012にリリースされ、SQL Server 2014で強化されたAlwaysOn可用性グループとは、ミッションクリティカルなワークロードに対して高可用性を保証するものです。昨年AzureインフラサービスでSQL可用性グループのサポートを開始しました。このような構成により、2つのSQLレプリカ(プライマリおよびセカンダリ)がそれぞれのAzure VM内で自動フェイルオーバー設定されており、リスナー(DNS名)がクライアント接続設定されています。必要な他のコンポーネントには、“スプリットブレイン”のシナリオを回避するため構成の定足数を保証するファイル共有監視と、同じドメインにすべてのVMを結合するためのドメインコントローラがあります。各SQLおよびドメインコントローラのレプリカは、同じAzure内で失敗することなくドメインをアップグレードするように、それぞれが利用可能なセットにデプロイされます。
今回のリリースまでは、可用性グループの構成が面倒で時間がかかるものでした。これをAzureギャラリーの新しいSQL Server AlwaysOnテンプレートを通じて劇的に単純化しました。このテンプレートは、可用性グループを使用して、Azureインフラストラクチャーサービス上の高可用なSQL Server展開の設定を完全に自動化します。
Azureプレビューポータル(http://portal.azure.com)のAzureギャラリーで、左側の仮想マシンカテゴリを選択し、SQL Server 2014 AlwaysOnギャラリー項目を選択すると、テンプレートを見つけることができます。VMの管理者権限などいくつかの基本的な設定情報を提供するだけで、残りの設定はデフォルトで行われます。Listener名はデフォルトから変更を検討した方がいいかも知れません。これはアプリケーションがSQL Serverに接続するために使用するものになります。
作成にあたっては、5つのVM(SQL Serverレプリカに対して2つのVM、ドメインコントローラレプリカに対して2つのVM、ファイル共有監視に対して1つのVM)がリソースグループ内に作成されます。
作成されると、SQL ServerのVMにRDPすれば、以下に示すように可用性グループの設定を表示することができます。
SQL Server AlwaysOnテンプレートをAzureプレビューポータルでお試しいただき、フィードバックしてください。
AzureギャラリーのVM Depot
ここ数年間、コミュニティ主導のVM DepotイメージはAzureプラットフォームでサポートされていましたが、以前までのリリースでは、主要なユーザーエクスペリエンスと完全に統合されていませんでした。
今回、AzureプレビューポータルとAzureギャラリーにコミュニティVMを統合することができ非常にうれしく思います。今回のリリースでは、Microsoft Azureに対して事前設定された300近くの仮想マシンイメージがあります。これらのイメージを使用すると、完全に機能する仮想マシンを数分でプレビューポータルに展開し、特定のケースに合わせてカスタマイズすることができます。基本オペレーティングシステム(Debian、Ubuntu、CentOS、Suse、FreeBSDなど)から、開発者スタック(LAMP、Ruby on Rails、Node、Djangoなど)まで、アプリケーションを完成するために(Wordpress、Drupal、Apache Solrなど)、VM Depotにはすべての人が何かしら使用できるものがあります。仮想マシンカテゴリ内からAzureギャラリーのVM Depotイメージをお試しください。
Webサイト:プレビューポータルのWebJobとプロセス管理
今回のAzureリリースから、Azureプレビューポータルで、WebサイトWebJobsがサポートされています。Webサイトを掘り下げて、その中で実行されているすべてのプロセスの状態を(WebコードおよびWebJobsのホストに対して)監視することができます。
Webサイト WebJobs
WebJobsを使用して、Azure Webサイトで任意のコードを実行することができます。これに対し、並列化、世界的な拡張性、リモートデバッグの完備、完全VSサポート、編集を促進させるオプションのSDKを準備しています。WebJobsのパワーについての詳細は、Azure WebJobsの推奨リソースをご確認ください。今回のAzureリリースでは、2つのWebjobs(DemandとContinuous)をサポートしています。プレビューポータルでWebJobsを使用するには、Webサイトに移動し、WebサイトブレードでWebJobsタイルを選択してください。そのパーツでは現在利用可能なWebJobsの数を示しています。
タイトルを掘り下げると、既存のWebJobsを表示したり、新しくOnDemandまたはContinuousのWebJobsを作成することができます。スケジュールされたWebJobsはまだプレビューポータルでサポートされていませんが、今後ご期待いただければと思います。
Webサイトプロセス
プレビューポータルのAzure WebサイトにできたWebサイトプロセスという新機能についてお知らせしたいと思います。Webサイトプロセスを使用すると、サイトの異なるインスタンスを列挙したり、各インスタンス上の異なるプロセスを確認したり、各プロセスに関連付けられたハンドルやモジュールまで掘り下げたりすることができます。その後、バージョンや言語などの詳細情報を確認することができます。
さらに、プロセスレベルのCPU、ワーキングセット、スレッドカウントに対するリッチな監視機能もあります。Windowsのタスクマネージャのように、Webサイトプロセスブレードを開くとデータ収集が開始され、閉じると停止します。
この機能は、サイトがスケールアウトされ、いくつかの特定のインスタンスだけが誤った動作を行うような場合には特に便利です。すぐに暴走プロセスを特定したり、オープンファイルハンドルを見つけたり、特定のプロセスインスタンスを殺したりすることができます。






