エクセルソフトは、SmartBear Softwareのソフトウェア自動テストツールの最新版「TestComplete 11.0」を、7月21日に発売した。
「TestComplete」は、デスクトップアプリケーション、Webアプリケーション、モバイルアプリケーションのGUIテストを自動化するテストツール。ユーザーのキー操作、マウス操作を記録して、テストやシナリオを自動作成し、ソフトウェアテストの自動化によってくり返しのテストにおける工数を削減する。
対応テストは、機能、回帰テスト、Webテスト、単体、データ駆動型テストで、C#、Visual C++、Delphi、JavaデスクトップアプリなどWindows上で動作するアプリケーションの操作をシミュレートできる。また、Java Webアプリ、.NET、Flash、Flex、iOS／Androidアプリなど幅広いアプリケーションのテストに対応する。
最新の「TestComplete 11.0」では、ソース管理システムとの統合を再実装し、Git、Subversion、Mercurialのソースコントロールを可能にするとともに、Visual SourceSafe、ClearCase、CVSといったSCC APIに基づくソース管理システムのサポートを追加した。
さらに、テストスクリプト言語としてPythonを選択できるようにするとともに、新たにWindows 10やVisual Studio 2015、RAD Studio XE8をサポートする。
このほか、モバイルアプリのテストではAndroid 5.1.1、iOS 8.3／8.2をサポートするとともに、Webテストにおける最新ブラウザをサポートした。また、Jscript 5.8によるJSONの全機能の利用を可能にし、Jenkinsインテグレーションやサードパーティ製コントロールのオブジェクト認識を強化している。
対応OSは、Windows 10 Insider Preview／8.1／8／7／Vista／XP、Windows Server 2012 R2／2012／2008 R2／2008／2003。
税別価格は、「TestComplete 11 Platform ノードロック」、「TestComplete 11 Desktop モジュール ノードロック」、「TestComplete 11 Web モジュール ノードロック」が150000円、「TestComplete 11 Mobile モジュール ノードロック」が195000円、「TestExecute 11 フローティング」が75000円で、1年間のメンテナンスが含まれる。
【関連リンク】
・エクセルソフト
・「TestComplete 11.0」
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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