いかにも北欧らしい工作が並ぶ
大学のプロジェクトは大規模で人目を引きますが、「メイカー」たちも負けていません。
会場入り口そば、ダンプカーの荷台のようなコンテナにベルトコンベアが備え付けられ、終始ゴトンゴトンと音を立てていたのはこのプロジェクト。
なんと「薪ストーブの燃料を自動でパッキングするマシン」でした。
ブースを構えていなかったので正式参加作品か怪しかったが、気に入ったのがこの、スーパーのカートを改造したモバイルバーベキューキット。単にバーベキューボックスを据え付けただけではなく、安定した火力を得られるように空気を送り込むファン(デスクトップPCの筐体用)とバッテリを備えていて、実際に会場内でソーセージを焼いていました。
公的機関からのものづくりサポート
北欧諸国は高負担高福祉で貧富の差が少ない社会主義のような政治経済体制と、生産性が高くてテクノロジー企業がけっこう多く出てくることで知られています。Maker Faireでもそうした姿が窺えました。
街の中心部で行われているMaker Faireの会場すぐ近く、図書館の一角が子供向けのMakerスペースとなっていて、Makey Makey, Little Bits、レゴのマインドストームなど子供向けのMake機材が並んでいます。
定期的に基礎的なクラスを開いて使い方を教え、あいている時間は自由に使えるのだとか。
また、Maker Faireの会場の中心にはノルウェーの銀行がブースを出していました。インキュベーション施設のブースはいろいろなMaker Faireで見られるようになりましたが、銀行が出展しているのを見たのははじめてです。
何を目的にブースを出していたのか質問したところ、「少額の融資ももちろんなんだけど、ベンチャーは財務が苦手なところが多いから、そこのサポートもしたいと思っているんだ。せっかくの新しい会社がそこで苦労するのはムダだし、それで助け合えば銀行にとってももちろんハッピーなだからね」という、ベンチャー投資というよりも地場に足を置いた信用金庫のような回答が帰ってきました。
