CData Software Japanは、データベースからREST APIを自動生成するサーバツール「CData API Server」のベータ版を10月14日に公開した。
「CData API Server」は、リレーショナルデータベースを接続するだけで、フルスペックのREST APIを公開でき、自社サービスAPIの外部への公開や、API連携サービス/クラウドBI/データ連携ツールでのオンプレミスデータの利用、企業内システム間または企業―パートナー間でのセキュアなデータ連携などを実現する。
コーディングは不要で、Point-and-clickのみでOpenAPIベースのREST APIの公開を可能にしており、ドキュメントの自動生成にも対応するほか、SSLによる暗号化、ユーザー管理、アクセス管理、レート制限、モニタリングといった、エンタープライズレベルの管理機能も搭載している。
ラインアップは、Windows版とCross-Platform Unix/Linux/Mac版を用意しており、Windows版は組み込みの独自サーバ、IIS、Azure上のAppService上にホストできる。Cross-Platform版は、Tomcat、JBoss、WebSphereなどさまざまなサーバに対応する。
なお、今回公開したベータ版では、RDBのみをサポートしているが、今後は対応データベースを順次拡大していく。製品版のリリースは2016年度内を予定している。
【関連リンク】
・CData Software Japan
・「CData API Server」
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です