Google Cloudは、8月26日、会話型分析向けの新API「Conversational Analytics API」をパブリックプレビューとして公開した。
このAPIを利用することで、開発者はアプリケーションや社内ツール、ワークフローに自然言語クエリ機能を組み込み、データやグラフ、テキストによる回答を提供するカスタムデータエクスペリエンスを構築できる。Lookerのセマンティックモデルによって信頼性を高め、BigQueryのエージェントにビジネスコンテキストやデータコンテキストを提供することも可能。
ユーザーはどこからでもチャットを通じてBigQueryまたはLookerのデータを操作・活用できる。Lookerダッシュボードのサイドパネルにチャット機能を埋め込んだり、Slackなどのチャットアプリケーションでエージェントを呼び出したりするといった、多様な使い方が実現できる。
また、「Agent Development Kit」を使用すれば、オーケストレーターエージェントの「ツール」として会話分析エージェントをオーケストレートすることも可能になる。
Conversational Analytics APIでは、正確な回答を提供するために、データをクエリして分析する専用のモデルが使用されている。また、Geminiを基盤としたGoogle AIの柔軟なエージェントアーキテクチャを活用できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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