Amazonは8月20日(現地時間)、Amazon CloudFrontのオリジンアクセスコントロール(OAC)がAmazon S3マルチリージョンアクセスポイント(MRAP)に対応したことを発表した。このアップデートにより、CloudFrontディストリビューション経由でのみS3 MRAPへアクセスを許可する設定が可能となった。
開発者は、CloudFrontとS3 MRAPを併用することで、単一のグローバルエンドポイントからコンテンツ配信を行い、キャッシュミス時には、世界各地に分散したユーザーに最も近いレプリケーション済みバケットへ自動でルーティングが行われる。これにより、コンテンツ配信のパフォーマンスと耐障害性を向上できる。
これまでは、非対称Signature Version 4(SigV4a)認証ヘッダーを独自に計算し、Lambda@Edge関数を用いて転送する必要があった。今回のアップデートでは、CloudFrontがS3 MRAPオリジンへのリクエストに対してネイティブに署名を付与するため、開発者が認証ヘッダー計算を実装する必要がなくなった。
OACによるS3 MRAPオリジン保護は、CloudFront中国リージョンを除き、世界中で利用可能である。利用にあたっては、CloudFrontコンソール、SDK、CLI、またはCloudFormationからS3 MRAPエンドポイントを設定する際にOACを有効化する。なお、この機能に追加料金は発生しない。
詳細な利用方法や設定はCloudFrontデベロッパーガイドで確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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