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LM Studioをインストールする
では、LM StudioをMac Studioにインストールしてみましょう。
LM Studioのダウンロードとインストール
公式サイトのダウンロードページ(図1)を開くと、各環境ごとのダウンロードが表示されます。今回の検証環境はApple Siliconを搭載したMac Studioなので、「Mac(Apple Silicon)」版を選択してダウンロードして通常の手順でインストールしてください。
なお、この段階ではまだLLM本体(モデル)はインストールされていません。
インストール後のハードの確認
LM Studioをインストールしたら、Mac Studioの環境でハードウェアが認識されているか確認しましょう。画面左下の「歯車」アイコンをクリックし「Settings」を開きます。
続いて、図2のように「Developer」メニューを開いて、「Developer mode」をONにします。
Developer modeをONにすると、設定画面の「Hardware」メニューから、CPUやGPUなど、認識されているハードウェアを確認できます。
参考までに、Windows(ARM版)で同様の画面を開くと、図4のようにGPUが認識されていないことがわかります。
SnapdragonにはGPUが搭載されていますが、確認時点のLM Studio(バージョン0.4.21)ではGPUが認識されず、ローカルLLMの推論に利用できませんでした。なお、対応状況は今後のバージョンで変わる可能性があります。
もちろん、認識されるハードウェアは搭載されているGPUなどによって異なります。このように、Windows系のハードウェアは選択肢が豊富である一方、利用する環境によって対応状況が変わるため、初心者には分かりにくい部分でもあります。
LM Studio内のLLMエンジンの実体
LM Studio内で動いているLLMを処理するためのエンジンは、llama.cppや、mlx-engine - が使われていますが、それらも図5のように「Runtime」画面で確認できます。
また、Windows(ARM版)で同じ画面を開くと、図6のようにGPUが認識されていないことがわかります。
ここで注意したいのは、llama.cpp側が特定のGPUに対応していても、LM Studioに同じRuntimeや対応版が組み込まれているとは限らない点です。そのため、実際に利用する環境では、LM Studioの「Runtime」画面を確認し、どのエンジンやハードウェアが利用可能なのかを確認する必要があります。
参考までに、筆者はLM Studioを各モデルの評価や使い勝手の確認に使っていますが、Linux環境などではllama.cppを自分でハードウェアに適した形にビルドして使っています。
最初からllama.cppを自分でビルドして使おうとすると、初心者にとっては「何から始めればよいのか分からない」状態になりがちです。その点、LM Studioは、ローカルLLMを使い始めるための入り口として適しています。また、将来的に自分好みの環境を構築するときにも、モデルを実際に使ってみて疑問に感じた点を確認するための基準として役立ちます。
