休憩時間&懇親会
ロビーではオーム社によるElixir関連書籍『プログラミングElixir』『プログラミングErlang』『すごいErlangゆかいに学ぼう!』の即売会や『プログラミングElixir』訳者の笹田さん・鳥井さん、『すごいErlangゆかいに学ぼう!』訳者の山口さんによるサイン会や、スポンサーによるブースの出展や無料のコーヒーが提供され、休憩時間に参加者で賑いをみせていました。
またカンファレンス終了後には懇親会が開催されました。たくさんの人が集まり、カンファレンスの感想、Elixir導入についての悩みやElixirを使う楽しみ、全く関係のない雑談などで非常に盛り上がりました。
最後に
Elixirを他の言語と比較すると、安定動作が必要な場合や多量の並行処理の記述を簡潔にしたい場合に利点があり、こうした特徴を求める企業から導入が始まっているようです。この記事でも取り上げてきたように、既に国内でも複数の企業でElixirが導入されています。実は安定動作や多量の並行処理記述の簡潔さについてはErlangのVMやそのライブラリが備えている機能であり、ErlangVMやそのライブラリを利用している言語であるElixirもその利点を享受できているということです。
それでは同じErlangVMやそのライブラリを利用するErlangに比べてElixirを利用する利点は何でしょうか? Erlangは現在世の中で多く用いられている言語の出自とは異なるPrologという言語の影響を受けているため、他言語を使っていたプログラマが読み書きを始める際のギャップを埋めるのに苦労するところがあるようです。それに比べるとElixirの構文は、他言語を使っていたプログラマが読み書きを始める際に既存の言語とのギャップが少なく、またライブラリの依存関係解決や公開にまつわるツールが揃っているために、既存の言語からErlangVMやそのライブラリを利用できる環境へスムーズに移行できる点が挙げられます。
まとめると、ErlangVMとそのライブラリは、近年のWebやネットワーク関連の開発に求められている要件、安定性や並行処理記述の簡潔さという特徴を古くから備えている。Elixirを利用すると他言語を経験してきたプログラマがスムーズにその特徴を利用するプログラムを書けるようになるということです。良さそうに見えますね! 私もそう思います。実際にElixir Conf Japan 2017の発表や、参加した方たちの熱意をみて、今後さらに採用が増えていきそうだなと感じました。
