グレープシティは、業務アプリケーション開発に役立つコンポーネントを多数収録したスイート製品「ComponentOne Studio 2017J v1」を、5月17日に発売した。1年定額制のサブスクリプション方式で、最上位エディション「ComponentOne Studio Enterprise」の、1ユーザーライセンスは税込で162000円、1年単位の更新費用は税込で64800円(初期費用の40%)。
グレープシティ、業務アプリ向けコンポーネントスイート「ComponentOne Studio 2017J v1」を発売、ガントチャートや1レコード複数行表示グリッドを追加
「ComponentOne Studio」は、Visual Studioによる開発を便利にする、Windowsフォーム/ASP.NET MVC/ASP.NET Web Forms/WPF/UWP/Silverlightアプリケーション用コンポーネントスイート。プラットフォームごとに、データグリッド、チャート、帳票、コンテナ、ナビゲーションといったUI部品を多数提供する。
今回リリースされた「ComponentOne Studio 2017J v1」では、ガントチャートを簡単に実現できる「GanttView」が新たに搭載された(「ComponentOne Studio for WPF」に収録)。プロジェクトに関するさまざまなタスク/アクティビティの制御や、各タスク/アクティビティの開始と終了、割り当て時間の追跡、重複タスク/アクティビティの制御など、多彩な機能を備えている。
また、1レコードを複数行で表示可能なグリッドコントロール「MultiRow」も搭載しており(「ComponentOne Studio for ASP.NET MVC」に収録、「ComponentOne Studio Enterprise」契約ユーザーのみ利用可)、紙伝票のような画面を提供できる。
ほかにも、CustomContentPresenterプロパティを利用した「TreeView」ノードのカスタマイズ(「ComponentOne Studio for WinForms」に収録)に対応するとともに、Excelのピボットテーブル/ピボットグラフに類似したオンライン分析処理コントロール「OLAP」(「ComponentOne Studio for ASP.NET MVC」に収録、「ComponentOne Studio Enterprise」契約ユーザーのみ利用可)、入力フォームのように機能する「InputPanel」(「ComponentOne Studio for WPF」「ComponentOne Studio for UWP」に収録)が新たに搭載された。
【関連リンク】
・グレープシティ
・「ComponentOne Studio」
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