APCのメンテナでもあるGopal Vijayaraghavan氏は、新しいPECLパッケージ Hidef-0.1.0をリリースしました。このパッケージを使用すると、iniファイルで定数を定義することが可能になります。
APCのメンテナでもあるGopal Vijayaraghavan氏は新しいPECLパッケージ Hidef-0.1.0をリリースしました。このパッケージを使用すると、iniファイルで定数を定義することが可能になります。
Hidefを使用するためには、PHPが--with-config-file-scan-dirのオプションを使用してインストールされている必要があります。
Hidefのインストールは非常に簡単で以下のようにコマンドを実行します。
pecl install "channel://pecl.php.net/hidef-0.1.0"
インストールが完了したら、hidef.soをphp.iniもしくは、--with-config-file-scan-dirで指定した追加のiniディレクトリ内にhidef.iniのように作成したファイルから読み込みます。
extension=hidef.so
これでエクステンションが有効となったので、次は定数の定義ファイルを作成します。まず、追加のiniディレクトリ内にhidefという名前でディレクトリを作成します。
// path/to/scan/dir は追加のiniディレクトリに変更してください。
mkdir /path/to/scan/dir/hidef
作成したディレクトリ内に任意の名前でiniファイルを作成します。
int ANSWER = 42; str ECHO_GNOMICS=" 1. Steal underpants 2. ??? 3. Profit !! "; float PIE = 3.14159;
これで準備は完了です。CLIモードを使用する場合は、この状態でPHPを起動すると定数が定義されていることが、以下のように確認できます。
php -r 'echo ANSWER . "\n" . ECHO_GNOMICS . "\n" . PIE . "\n"; ' 42 1. Steal underpants 2. ??? 3. Profit !! 3.14159
Apacheのモジュールで起動するPHPでは、Apacheの再起動を行うことで、定数の設定を反映することができます。アプリケーションの外部から定数を操作することができるので、環境ごとに実行する処理を変更する場合などに使用できるのではないでしょうか。(PHPプロ!)
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