文字列の検索や置換だけでなく、データ解析やアプリ開発の作業効率を高めるのにも有効な正規表現。テキストのチェックが効率化できると分かっていても、なかなか使いたいものが見つからないことが多いかもしれません。そんな方のために、翔泳社では目的別に正規表現を探せる『正規表現辞典 改訂新版』を5月24日に発売しました。
『正規表現辞典 改訂新版』は初版からの改訂にあたり、最新のUnicodeの仕様やデータ解析などの新たなニーズに対応した、さまざまな開発環境で役立つ正規表現のリファレンスです。
正規表現とは「さまざまな文字の連続(文字列)を汎用的な形式で表現するための方法」です。正規表現を用いれば、あらゆるテキスト処理の現場で作業効率が大幅にアップします。例えば「Windows 7」を「Windows 10」に置換したいとき、正規表現を用いれば同じ文書内にある「Windows7」や「ウィンドウズ7」もまとめて置換できるのです。
本書では、いまや文字コードの標準と言えるUnicodeの最新仕様や利用上の留意点を詳しく解説。Pythonと.NETの処理系についても大幅にページを割きました。
前半では正規表現の役割や歴史から説明し、基本的な正規表現の使い方や用途を解説しています。後半ではやりたいことに応じた逆引きリファレンスを基本編、応用編、置換編の3種類を用意。手元に置いて利用しやすい構成になっています。
正規表現を初めて利用する方から、日々の業務ですでに活用している方まで、ぜひ作業効率化のために本書を活用してみてください!
目次
1 イントロダクション
2 処理系リファレンス
3 メタキャラクタリファレンス
4 逆引きリファレンス 基本編
5 逆引きリファレンス 応用編
6 逆引きリファレンス 置換編
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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