今、業務改善や広告の価値評価、天気予報など、いろいろな領域でデータ分析が活用されています。そこでは主にビッグデータを機械学習で処理し、傾向や有用な情報を抽出して利用しているのです。翔泳社ではデータ分析の基礎を学べる『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』を9月19日に発売しました。まず技術や知識の土台を作りたいからにお勧めです。
『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』は、機械学習が得意なPythonを利用し、データ分析の基礎を学べる1冊です。Pythonの文法、数学の知識、ツールの使い方といった、データ分析を行うための土台をひととおりまとめて開設しています。
今、データ分析エンジニアの需要は高まる一方。関心をもっている方も多いのではないでしょうか。デバイスやセンサーの発達により様々なビッグデータが手に入るようになり、多くの現場でデータ分析の必要性が増している状況です。工場では異常検知システムに、マーケティングでは広告の価値評価に利用されています。その他にもデータ分析の用途は数えきれません。
本書では、データ分析を行うためのライブラリやツールが豊富なPythonをベースに解説を進めていきます。特に効率的なデータ分析には機械学習の知識が不可欠。科学技術計算を扱うためのNumPy、機械学習を実行するためのデータマイニングやデータ解析を行うscikit-learnなどのツールの使い方を紹介するだけでなく、線形代数学、基礎解析学、確率統計学といった数学の基礎についても説明しています。
読み通せば、データ分析を行うための基本的な道具が揃います。データ分析エンジニアとして最初の一歩を踏み出すために、ぜひ本書を活用してみてください。
目次
第1章 データ分析とは
第2章 Pythonと環境
第3章 数学の基礎
第4章 ツールの基礎
第5章 応用:データ収集と加工
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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