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【新刊紹介】『速習 Laravel 6』、Laravelを始める際に目を通しておきたい一冊

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 CodeZineに寄稿いただいている執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表の山田祥寛さんのKindle本『速習 Laravel 6』が9月4日に刊行されました。サクッと短時間で学べるLaravelの解説書です。

 Laravelは今最も注目を浴びているPHP言語のフレームワークです。GitHubでも、リポジトリが公開されており、現在は主にWebアプリケーションの開発で利用されています。

 本書は、PHPフレームワークであるLaravelについて、9つのPartに分けてLaravelの基本からテンプレート開発、データベース連携、リクエスト/レスポンス処理、ルーティング設定までをサンプルコードとともに詳しく解説しています。本書掲載のサンプルは、サポートページからダウンロード可能です。どんどん動かして試してみてください。

担当編集者からのコメント

 WINGSプロジェクト刊行のKindle電子書籍、10冊目です。

 気になる技術を短時間で素早く学ぶ、『時間もお金も低コストに』をコンセプトとした「速習シリーズ」。

 これまで『速習 ECMAScript 2019』『速習 Kotlin』『速習 React』『速習 webpack』『速習 Vue.js』など、おかげさまで、いずれもご好評いただいており、今回はシリーズ第10弾『速習 Laravel 6』です。

 内容は、今、一番人気のPHPフレームワーク「Laravel」の最新バージョン6に対応した解説書です。

 PHPの基本は理解している方、最新のPHP開発を知りたい方をターゲットにし、プロジェクトの立ち上げから基本的なデータベース連携アプリの実装までを手早く習得していただくことを目的としています。

 「PHP開発にフレームワークが必要なの?」「面倒くさくないの?」と気になっている方のために、冒頭部分をちょっとだけ覗いてみましょう。

 Laravelは、PHP環境で動作するアプリケーションフレームワークの一種です。公式サイトでも、「The PHP Framework For Web Artisans」(Web職人のためのフレームワーク)と謳われているように、本格的なアプリ開発に欠かせない基盤を遍く取り揃えており、その高い機能性から近年、開発者の人気を急速に集めています。バージョン 1.0のリリースが2011年6月と、比較的新しいフレームワークながら、PHP界隈では今最も熱いフレームワークです。

 Laravelは、アプリ開発のためのライブラリはもちろん、コード生成のためのツールや動作確認のためのサーバーまでをひとまとめにしたフルスタック(全部入り)のフレームワークです。つまり、Laravelひとつをインストールするだけでアプリ開発に必要な環境はすべて揃うので、環境の準備が簡単です。また、ライブラリ同士の相性やバージョン間の不整合などを意識することなく、開発を進めることができます。

 フルスタックというと高機能な分、学習コストが高まりがちな側面がありますが、その点でもLaravelは心配ありません。後発の強みを活かして、構文も洗練されており、コードが書きやすくなっています。短いコードで高機能なアプリをサクサク開発できる―そんな気持ちよさがLaravelの魅力です。

 いかがでしょうか。ほんの一部だけですが、少し興味がわいてきたでしょうか。「もっと知りたいな」と思われた方はぜひ、続きを読んでみてください。

 本書掲載のサンプルコードは、サポートサイトからダウンロードできるので、是非、ご活用ください。

一般読者からのコメント(orangeさん)

 この本は、Laravelの入門書です。必要なことが、コンパクトにまとめられていて、これからLaravelをはじめたい人には、おすすめです。サンプル動かそうと思って気が付いたのですが、先日リリースされたばかりのバージョン6にいち早く対応しているようです。

 私は、普段、PHPをそれほど使っているわけではなく、たまにPHPの案件が入ってきたときに使っている、というくらいです。今すぐ必要だから読んだわけではなくて、興味本位で読み始めました。

 「PHPにフレームワークが必要なのか」「最近、よくLaravelという単語を見かけるから人気なのか」くらいの軽い気持ちで読み始めました。Tipsのようにひとつひとつが、小さい単元なので読みやすく、Laravelは意外と簡単に色々な事が出来ることが分かりました。

 本の中では、データベースにMaria DBを使うため、環境を簡単に構築させようとXAMPPを採用しているようですが、データベースを使わずに、まず気軽に始めるなら、XAMPPすら必要ないみたいです。Laravel自体に、開発サーバーが組み込まれているので、それを使えば動かせます。すでにApacheとかのWebサーバー、MySQLとかのデータベースサーバーがあるなら、それらを使ってもよさそうです。

 最初、テンプレートやモデルクラスの書き方に慣れなくて、ちょっと苦戦しましたが、マイグレーションとか使う頃には、だいぶ慣れました。最終章のアプリでだいぶ使い方が分かってきたので、今度はresourceメソッドとかリソースコントローラーとか使って、もっとスマートにアプリを作ってみたいです。

 コンパクトなのに、本当に充実の内容でした。紙の本だとたぶん、この価格で売ることはできないのではないか、と思います。電子書籍だから、検索もできて便利でした。

 以上、レビューとさせていただきます。

仕様

Part 1:イントロダクション
  • Laravelの位置づけ
Part 2:Laravel開発の準備
  • Laravel開発の準備
  • 基本的なアプリの作成
  • 補足:Apacheサーバーで実行する
Part 3:Laravelの基本
  • コントローラーの基本
  • ビューの基本
  • モデルの基本
Part 4:ビュー開発
  • 埋め込み構文
  • 基本ディレクティブ
  • レイアウト
  • コンポーネント
  • サブビュー
Part 5:ルーティング
  • ルーティングの基本
  • ルートパラメーター
  • 特別なルート定義
Part 6:コントローラー開発
  • レスポンス
  • リクエスト
  • ミドルウェア
Part 7:状態管理
  • クッキー
  • セッション
Part 8:データベース連携(データの取得)
  • マイグレーション/シード
  • データの取得
  • リレーション
Part 9:データベース連携(データの挿入/更新/削除)
  • データの登録
  • 既存データの更新
  • 既存データの削除
  • 検証機能の実装
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この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/11729 2019/09/13 14:20

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